ここに象が一頭いるとする。この象を見て、ある人は、「恐ろしく鼻が長く、体が大きく、踏みつぶされそうだ」と言い、またもう一人は、「目が可愛く、しっぽの振り方があいきょうがある」と言った。それだけを情報としてとらえた時。はじめの人の話からは何か恐ろしい動物をイメージし、後の人の話からは可愛い動物をイメージするが、これと同じ事が人の見方についても言える。人の欠点ばかりを取り上げ、並べたてて不満ばかり言う人がいるが、こういう人はたいてい顔も「不満にあふれて」いる。販売員でも、口を開くと、お客様や会社、同僚、上司などの不満ばかりを言っている人がいる。不満顔の人のところには、同じような不満を持った人が集まり、お互いに不満を言い合い、自分の正しさと相手の悪さを主張している。そんな人たちのまわりには、決して、明るい空気はない。イキイキ販売員をめざすあなたは、すすんで人の良いところを見て、それを自分でマネしてみたとえば、先輩の接客、素敵だなと思うお客様の身のこなし、お客様に喜ばれた同僚の気配りなど、良いことはあなたの身近にたくさんころがっている。