健康(栄養)補助食品とは

2011.06.16

健康(栄養)補助食品は、英語で、補うもの、追加するものという意味の言葉です。日本では、栄養補助食品と訳されることが多いようです。あるいは健康食品とも呼ばれています。アメリカでは、クスリ以外のもので、カプセルや錠剤の形をしたものすべてを指します。食事以外で何かを補う場合に、それらをすべて健康(栄養)補助食品と呼んでいるのです。そして、健康(栄養)補助食品あるいは栄養補助食品というと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。ビタミンやミネラルでしょうか、EPAやDHAといった脂肪でしょうか。それともイチョウの葉エキスやポリフェノール、プロポリスといった植物性のエキスでしょうか。あるいはヨーロッパで伝統的に使われてきたハーブやざくろなどに含まれるホルモンでしょうか。健康(栄養)補助食品には多くの種類があり、しかもその数がどんどん増えつづけています。それらを全部同じものだとは到底いえません。それではどういう基準で分ければいいのでしょう。ひとつの目安は、その健康(栄養)補助食品に含まれているものが、ふだん食べ物として体に取り入れているものかどうかということです。例えば、ビタミンCはみかんなどの柑橘類から、ベータカロチンはにんじんから、ビタミンEはごまなどから、カルシウムは牛乳からというように食べ物から摂っています。また、ポリフェノールは一躍赤ワインで有名になりましたが、これもぶどうの皮や種に多く含まれ、ぶどうの実にも量は少ないものの含まれています。EPAやDHAという脂肪も、いわしやあじなどの青魚から摂り、脂肪たっぷりのトロも食べています。これに対して、ハーブは食べ物として日常的に摂っているものではありません。一部のハーブはスパイスとして使われていますが、その量は、食べ物に比べて少量です。スパイスは味に変化をもたらしたり臭いを消したりするだけでなく、消化をよくしたり精力をつけたりといった特別な意味を持っています。また伝統的に、西洋では病気の治療に用いられてきました。つまり食べ物ほど気楽に、いつでも誰でも摂っていいものではないということなのです。