値下がりしても利益を出し続ける

2011.07.14

FXには2つの利益があります。「(1)スワップポイント(金利差)(2)売買差益」の2つです。株取引や商品先物取引のように、買値の何倍もの利益を上げようと思えば、ファンダメンタルズ分析・テクニカル分析を駆使した、売買差益中心の取引となります。私は、基本的には「スワップポイントをねらう」という考え方を重視しており、また「損失は出さない」ということを大原則としています。スワップポイントねらいといっても、差益をねらわないということではありません。どういうことかというと、意に反してどれだけ値下がりしても、ポジションを持ち続けるということなのです。「何じゃそりゃ」と思われる方もおいでになるかもしれませんが、聞いてみれば簡単なことです。レバレッジを、過去最高値まで円高が進んでも強制決済されない値にするということです。私の場合、「いくらなんでも、この国の通貨がここまで安く(円高)ならないだろう」というレートを想定し、万が一そのレートになったとしても強制決済されない取引を行なっています。具体的にどのような取引なのか説明いたします。(例)NZドル/円のロングポジション(買い)「●1NZドル70円●投資資金100万円」この場合、まずどこまでの下落に耐えられるかを決めます。たとえば、私だったらこのケースだと45円を想定します。過去10年間の月足チャートを見ると、2ヵ月だけこのレートを下回る円高になったことがあるからです。現在70円のNZドルが、万が145円になっても強制決済されないレバレッジ、要するに25円の下落を想定するということになります。では、何ロット購入すればいいのでしょうか。「●1ロットの場合:維持証拠金2万円→余剰金98万円→98円の下落までOK●2ロットの場合:維持証拠金4万円→余剰金96万円→96円÷2ロット=48円=48円の下落までOK●3ロットの場合:維持証拠金6万円→余剰金94万円→94円÷3ロット=31円=31円の下落までOK●4ロットの場合:維持証拠金8万円→余剰金92万円→92円÷4ロット=23円=23円の下落までOK」というわけで、3ロットの購入ならば、NZドルが39円(現在70円−下落額31円)になるまで強制決済されません。4ロットであれば47円(現在70円1下落額23円)になるまで大丈夫ということです。3ロットであれば自分の決めた45円になっても強制決済されない安全圏、4ロットであれば少し外れるということになりますが、ほぼ安全圏です。