「私立の説明会に行くたびに、本当に感激するんですよ。先生方が子どもの教育にいかに真剣に取り組んでいらっしゃるか。その姿勢には頭が下がります。御三家とよばれる慶應、学習院、青山ばかりではありません。地域に根ざした、評判のよい中堅の学校にも、すばらしい教育をおこなっているところがたくさんあります。苦労して受験させ、高い授業料を払って私立に通わせる意義は、学校側の真摯な努力に見出せるのではないでしょうか。学校側も生徒を選抜しますが、生徒のほうも学校を選んでやってきます。両者が選び選ばれているところに、私立の良さがあるんです」公立小学校を否定するわけではないが、本来学校で養われるべき基本的学力や集団でのしつけが、現在は私立校でこそなされているのではないかと、先生は指摘する。「学校は集団で勉学するところ。そのために最低限のルールを守ることが私立では徹底していると思います。授業中は騒ぐべきではないし、先生には尊敬と感謝の念を持って接する。また、忘れ物をしないで、言われたことはきちんと守る。公立の学校では、こういった最低限のルールさえも守らせることがむずかしいのが現状でしょう」
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