自転車リサイクルには密接なチームワークが不可欠

2011.11.04

自転車にはサドルの皮革、ペダルのゴム、ハンドルなどのプラスチック以外に、最近では炭素繊維やFRPなど約九種類の素材が使われるようになっています。しかし、ほとんどがスチールでできており、資源としてリサイクルすることが望まれます。そのためには少なくともスチールだけに分別しなければならず、素人が解体すると、約半日はかかってしまいます。それを何とかしようということになって、一九九三年から日本自転車振興会に自転車リサイクル研究会が設けられ、私も参加してその方策を検討しています。それは自転車メーカーが設計、製造の段階から、製品アセスメントを行い、解体、分離しやすい構造にすることが必要です。自転車は簡単な装置にみえますが、古くから各部品を多くの専門のメーカーが作って、自転車メーカーは全体をデザインし、集めた部品を組み立て、塗装し、出荷しているのです。関係企業の密接なチームワークが必要です。